防寒着を選ぶ時に重要な素材

防寒着が欲しいと思って、防寒着を着るシチュエーションは様々です。また、使われている素材も色々あるためどれを選んだら良いのかわからないと言うケースもあります。使われている素材の種類や特徴、防寒着の種類をきちんと知ることで作業用や普段着用、アウトドア用など使うシチュエーションに合わせた選び方をしやすくなります。

防寒着を選ぶときの基本

防寒着を選ぶ場合には、まずタイプや素材を決める前に注意したいのが、防寒着を着る場面を考えることが重要です。防寒着を着ながら動き回り汗をかくのか、あまり動かずに汗もあまりかくことがないと言う場合では、大きく選び方は異なってきます。

具体的なシーンとしては、仕事で販促をしたり、荷物の運搬や配送を行う、建築作業や農業を行う、寒い時期でも登山やハイキングなどを行うため動き回ると言うケースでは、寒くても汗をかきます。機械のオペレーター作業や現場監督、軽作業、遊びではバイクや釣りなどは野外にいても汗をあまりかかない作業になります。

このように外で活動すると行っても汗のかき方は大きく異なり、動きによって体温の上昇も異なってきます。じっと動かないイメージの釣りであっても磯釣りでは結構動き回りますし、防波堤釣りではあまり動かずに魚を釣ります。

同じ釣りであっても、シーンによって選ぶ防寒着のタイプは大きく違ってきます。そのため、防寒着を選ぶときの基本としてはどのような状況で使用するのかをきちんと考えながら、行う作業によって汗をどれだけかくのかもイメージすることが大切です。参考|自重堂防寒着 - ユニフォームタウン

汗の状態を考えた防寒着選び

まず動き回って汗をかく場合には透湿性を考えた防寒着選びをしていきます。透湿性とは、防寒着のなかでかいた汗の水分を外に逃がすための機能のことを言います。防寒着に透湿性がなく、汗がそのままの状態だと中に来ている服や下着などが湿っていきます。

湿ったままだと防寒着や服の防寒性はなくなってしまいます。水分が蒸発するときの気化熱が体温まで奪っていき、体が冷えて行ってしまうのです。体が冷えたままで野外活動をしていると筋肉の動きが鈍くなって怪我をしたり、内臓が冷えて免疫力も低下して風邪などをひきやすくなります。

透湿機能がきちんとしていることで、汗をかいても寒さで余計な体力を奪われると言うことを防ぐことを期待できます。汗をあまりかかない活動をする、と言う場合には保湿性や防風性に気をつけて選んでいきます。体を動かしているとあまり気にならない風ですが、動かずに作業していると風が体感温度を下げて行ってしまいます。

そのためその体感温度を必要以上に下げないためにも防風性を考えて防寒着を選びます。また、同時に保湿性も考えます。汗をかいてしまうと体温は奪われますが、適度な湿度であれば保温効果を得られます。適度な保温が防寒着全体を温める効果があり体が冷えるのを防ぎます。

防寒着の素材と特徴

防寒着に利用されている素材は色々ありますが、それぞれに特徴があるため自分の防寒着を着るシーンにあった素材を選んでいくことが大切です。まずよく使われるのが防水透湿性素材です。防寒着だけではなくレインウェアにも利用される素材で、湿気を通して雨や雪などは通さない効果があります。

これはメッシュになっているため水蒸気になった汗は通すけれど、雨粒は通さないと言う仕組みになっています。防水透湿性素材は各メーカーによって名前が異なるため、自分が気になるメーカーの防水透湿性素材の名前を知っておくことをオススメします。

ナイロン素材は定番の生地です。軽いと言う特徴があり、高い防水性があります。軽さを重視しているためアウトドアなどに人気です。ポリエステル系素材はナイロンに次ぐ強度があります。ナイロンに比べて耐熱性があり、リサイクルもしやすいのが特徴です。

作業用やアウトドア用としてナイロンと混紡がよく使われています。他にも汗を吸水して拡散する速乾性を守るため、汗をかくときなどに最適な素材と言えます。ウール素材は羊などの毛を織物にした素材です。質感がよくコートなどによく使われると言う特徴があります。

汗をかくときの防寒着の選び方

防寒着の選び方は防寒着を着るシーンによって異なってきます。通勤や通学で歩くため少しは汗をかくときの防寒着を選ぶには、まずコート類が挙げられます。コートといってもそのタイプは様々です。人気のモッズコートはナイロンとコットン生地などが使われています。

トレンチコートは悪天候にも強いコットンギャバジンと言う生地を使っていたり、柔らかなコットン素材のものや防水加工したウール生地、ポリエステルを混ぜたものなど様々なものがあります。学生にオススメのPコートは、ウール生地のほかナイロンやポリエステルなどの素材が使われています。

アウトドアならソフトシェルがオススメです。防水性がないものがほとんどですが、ストレッチ性が高く防風性や透湿性が高く動き回るときに向いています。ただし、高価なため作業着には向いていないとされています。野外作業であればウィンドブレーカーがオススメです。

防水性がないものも多いですが、防風性が高く透湿性もあるため汗をかく作業の時に向いています。また、安価であるため気軽に使えると言うのも嬉しいポイントです。

汗をかかないときの防寒着の選び方

汗をかかない場合には、防風性を重視して選んでいきます。仕事で防寒服が欲しいと言う場合には防寒ブルゾンが定番です。防風性が高いだけではなく撥水性も高く、内側もポリエステルの中綿を挟むなどの保湿性を重視しているものが多いため動き回らなくても暖かさを保てる防寒着となっています。

あまり動かないけれど、スポーツ観戦などで寒い中長時間野外で過ごすと言う場合にはベンチコートがオススメです。ダウンコートタイプのものは比較的高価になりますが、羽毛が使われている分だけ暖かさを保てます。ボアコートタイプは内側が綿、裏生地がボアやフリース素材になっているベンチコートです。

ダウンコートタイプに比べて防寒性が劣りますが、比較的価格が安く洗濯がしやすいと言うのがメリットです。他にも様々な防寒着がありますが、自分はどんなシーンで着るのかをきちんと考えてから購入することが大切です。

インターネットで購入することもあるかと思いますが、思っていたのと違うと言うこともあるため返品が可能なショップから選ぶことをオススメします。きちんと手にとって納得のいくものを選ぶことが重要となります。